県外の常識は通用しない!?癖の強い沖縄の文化!!(前編)

 こんにちは!沖縄県に移住して3年過ごしています。石川県出身のサラリーマンです!

 「沖縄県は日本の一部なんだから、生活は他県とそんな変わらないでしょ?」って思っていたりしませんか。

 今回は生活しないと分からないような意外と知られていない驚かされた様々な沖縄独特の文化を他県と比べながら前編をご紹介します!

 

 

 

お墓が大きい

 皆さんが普段から見るお墓と違い、沖縄のお墓は石で作られた家のような形状をしており高さは大体2m以上あります。敷地面積は8畳くらいで半分がお墓、残り半分が広場のようになっています。

 そしてこの広場では行事の際に親族が集まるのですが、お墓の前にもかかわらずピクニックのように食事を始めるのです。先祖を想う沖縄ならではの文化です。

 

食材の価格

 ※ここでは私が関東生活していた時の金額を基に比較します。地域や現在の価格では誤差があるとは思いますがご了承ください。

 豚肉がとにかく安く、関東と比べると半値くらいで買えます。

 しかしその代わりに関東で特売商品の定番である納豆やもやしは、沖縄では倍の金額の納豆100円、もやし50円と高級に感じます。

 また納豆やもやしのようにキャベツや白菜などの野菜類も沖縄では高く、全体的に関東より1.5倍近い金額となっています。

 これらは沖縄県産の食材が少なく、輸送費が他県の陸送と異なり空輸や海上輸送に依存しており輸送がコスト高になっているものと考えられます

 

花粉症がない

 自然豊かな沖縄ですが、生茂る木々の中に花粉所の原因であるスギやヒノキはほとんど生えていません。

ちなみに松の木も滅多に見られません。

 

ゴキブリがでかい

 沖縄は唯一他県のゴキブリと種類が違うため、大きいものでは手の平の長さくらいあります。他県のゴキブリは羽を広げても上昇できず下降するのですが、この種類になると上昇するように飛び、襲いかかってくることは珍しくありません。

 性格も攻撃的で噛まれたら痛いと体験している人も多くいます。

 

ヤモリは守神

 ヤモリが家の中にいても誰も殺さず追い出しません。それはシロアリやゴキブリの多い沖縄ではヤモリが家の害虫駆除をしてくれるためです。またヤモリは漢字で「家守」と書き、家を守る縁起のいい名前なので、むしろ可愛がられています。

 

年越しそばは沖縄そば

 沖縄でのそばは「沖縄そば」が定番です。蕎麦粉を使った蕎麦を「日本蕎麦」と言い、蕎麦=ざるそばと考えるくらい、かけ蕎麦やきつね蕎麦などと縁がありません。

 ちなみに沖縄そばの麺は蕎麦粉を使っておらず、製法も中華麺とほぼ同じなのでラーメンに近いです。しかし麺は太いので縮れたうどんに近い見た目をしています。

 

〆はステーキ

 アメリカ統治時代の名残で根付いたステーキ文化は値段も安く、夜遅くまでお店が営業しています。そのためシメにステーキが沖縄では一般的でしたが、現在は40~50代はシメにステーキ、若者はラーメンとなってきており、若者のシメステーキ離れも起きているそうです。

 

ポーク缶とシーチキン缶の消費量日本一

 アメリカの缶詰文化に影響を受け、ポークとシーチキンの缶詰めの消費量日本一を誇っており、シーチキンに至っては箱買いは基本です。

 これは沖縄料理のチャンプルー(いろんな食材を混ぜた炒め物)で大活躍だからです。

 

ATMから方言&2,000円札

 コンビニなどのATMは『はいたーい」で始まり、「まためんそーれ」と言う方言を使います。また高確率で2,000円札も出るので是非立ち寄ってみてください。

 

正装がかりゆしウェア

 就職活動、仕事着、結婚式、お葬式、あらゆる場所での正装はかりゆしウェアでOKなのです。スーツを着ているとないちゃー(他県の人)とすぐに言われます。

 

 

苗字が沖縄独特で同じ人が多い

 他県では多い「佐藤」「田中」「斎藤」など、同じ苗字の生徒がクラスで何人かかぶることがあったと思いますが、沖縄の場合は 「比嘉(ひが)」「金城(きんじょう)」「玉城(たまき)」「照屋(てるや)」など、他県では聞き慣れない苗字で被っている人は沢山います。

 そのため相手の歳にかかわらず下の名前で呼びかける習慣があります。また名前の呼び方は語尾を伸ばします。例えば「ハルト」を「ハルトー」や、「メイ」を「メーイー」といった風に呼びます。

 

「くん」「ちゃん」付けしない!「わたし」と言う人はブリッコ!

 沖縄では名前を呼ぶときは呼び捨てです。目上の人には「さん」を付けますが、それ以外の人に「くん」「ちゃん」を使えば相手に慣れてないからか嫌がられます。

 また自分のことを「わたし」とは言わず、自分の事を自分の名前で言います。他県だと自分の事を名前で言う人はブリッコと思われがちですが、沖縄では逆に「わたし」や「○○ちゃん」といっている方がブリッコと捉えるようです。

 

 

 

 いかがでしたか?

前編ではありますが、こんなに面白い文化が沢山あったのかと私自身は改めて驚きました。

 思っていたよりも多く沖縄文化があったので後半に続きます!